ソナチネの意味

-　詳しい解説　-

ソナチネはクラシック音楽の一つの形式（ジャンル）である。もともと「ソナタ」という言葉があり、そのイタリア語複数形のsonatineから来ているとされている。

ソナタからきているということからわかるとおり、ソナチネとソナタは似ているジャンルである。というより、短くと優しいソナタ形式のことを「ソナチネ」と呼ぶというくらいの解釈でちょうどいいかもしれない。ソナタのことを日本語では「奏鳴曲」と呼んだりするが、ソナチネの場合は「小奏鳴曲」と表すことから、これらが深く関係していることがわかるだろう。

大体において、ソナタは３〜４楽章の構成になっているのに対して、ソナチネは２〜３楽章の小規模構成となっているのが特徴である。