ソウル・フードの意味

-　詳しい解説　-

アメリカ合衆国の南部でアフリカ系アメリカ人(黒人）による伝統料理のことをソウルフードと呼ぶ。なぜソウル（魂）などという言葉が使われるようになったかというと、190年代半ばのころ、この南部のアフリカ系アメリカ人のことを指すのに「ソウル」という言葉がよく用いられたからだといわれている。

また、もともとの意味は上述した通りだが、そこから転じて、いわゆる地方の郷土料理などもこのように呼ばれるようになった。例えば「熊本のソウルフードといえば、●●ったいね！」みたいな感じで使われる。

いわば、ソウルミュージックのような用途というわけであり、間違っても「魂込めてつくった至高の一品！」というような意味ではないので、要注意である。