ジャイアント・キリングの意味

ジャイアント・キリングの意味

- 概要 -

巨人殺し、からの意訳で、格下の相手が大本命を打ち破ることを意味する言葉で、主にスポーツ業界で使われる。

- 詳しい解説 -

ジャイアントキリングは直訳すれば「巨人殺し」だが、日本風にいえば「大物食い」ということになる。意味としては、スポーツをしている人ならなんとなく聞いたことがあるかもしれないが、格下や弱小のチームが、第一シードや、優勝大本命のトップチームに勝ってしまうことを指す言葉である。

いわゆる番狂わせではあるが、その名のとおり、ちょっとやそっとの番狂わせではなく、最下位チームがトップチームに勝つというくらいの大きな事件のときによく使われる。

そういう意味では、スポーツの垣根を越えて、下馬評の低かったものが、大本命を覆すシーンでも使われる言葉である。2016年にプレミアリーグで、降格候補だったレスターシティが優勝したのは、今世紀最大のジャイアントキリングの一つと言われている。