コンチェルトの意味

コンチェルトの意味

- 概要 -

協奏曲のことで、いわゆる独奏楽器を中心としたオーケストラによる楽曲の事を指す。ピアノコンチェルトで「ピアノ協奏曲」である。

- 詳しい解説 -

音楽用語でいうところの「独奏曲」である。いわゆるソロ演奏者(独奏者)とオーケストラが互いに競争するように音を奏でていく楽曲のことを指す。有名なところでいえば「ソナタ形式の協奏曲」で、多くの場合3つの楽章からなるものとされている。

協奏曲はもともとソロ演者の独奏部分があるので、実は自分の力量を知らしめるいい機会となり、ソロ演者にとって人気の高い楽曲なのである。またコンチェルトはもともとイタリア語で「意思を合わせる」という意味があり、そこから独唱者とオーケストラが互いの音を合わせる(意思を合わせる)ということで、独奏曲と名付けられたという由来がある。

そこから転じて、音楽用語以外では「同意」を意味する言葉としても使われる。スペルは「concerto」でコンサートと呼ばないように注意。