ケース・バイ・ケースの意味

ケース・バイ・ケースの意味

- 概要 -

端的にいえば「臨機応変に」。一案件ごとに、という意味の言葉で、それぞれを個々に処理することを表している。

- 詳しい解説 -

これもよく使われるカタカナ用語の一つで、個々に対応、というのが直訳だが、日本にはそういった状況を表す言葉がたくさんあるので、皆適当にそれらの意味を当てはめて使っていることが多い。

例えば「臨機応変」「状況に応じて」「時と場合に応じて」「TPOをわきまえて」など、中には意訳すぎるだろうと思われるものも多いが、それこそ「ケースバイケース」でその意味を当てはめているというわけである。

基本的には「原則」があり、通常はそれに則って処理するはずなのを、ケースバイケースは一案件ごとの事情をしっかり踏まえた上で、個々に判断する、という意味で使われる。間違いなく熟語であるが書く時は「case-by-case」とハイフンで繋いで書くことが多い。