ラビリンスの意味

ラビリンスの意味

- 概要 -

迷宮といえばラビリンス、というくらい、この意味で用いられることが多い。また比ゆ的に、複雑に入り組んだ事案のことにも使われる。

- 詳しい解説 -

ラビリンスとえいば、迷宮やダンジョンのことで、その昔ギリシア神話で、ミノタウロス(牡牛の怪物)を閉じ込めるために作られた迷宮の名前からきている。

そういった意味合いから割とゲームの世界やファンタジーの世界で使われることが多い言葉ではある。単純に迷路のこともラビリンスと呼ぶときもあるが、ニュアンス的には単純な迷路ではなく、複雑怪奇に入り組んだ、生半可な攻略では太刀打ちできない規模のものに対して使われる言葉である。

またそういったことから、迷宮入りした事件や複雑な人間関係の絡みなどを、「あの話はもうラビリンス状態でお手上げさ」のように比喩的に用いることもある。

スペルで書くと「labyrinth」となり、所見殺しなのは言うまでもないが、意外に響きだけはよく知られている言葉である。