メンターの意味

メンターの意味

- 概要 -

最近になって使われだしたカタカナ用語であり、意味としては「(仕事上の)指導者」「助言者」というもの。いわゆる新卒向けに担当してくれる教育係のことである。

- 詳しい解説 -

メンターとは、仕事における指導者・助言者という意味で、日本の場合は大抵新卒で入社した場合は研修制度があることから、その研修を担当する教育者などがメンターと呼ばれる。もちろんマンツーマンであることが多いが、なかに一対多数という構図もあり、その場合は、新卒者全員にとってのメンターがいるということになる。

メンターの由来は、実は古代の叙述詩「オデュッセイア」に出てくる、メントールという賢者の名前だといわれている。彼が非常によき指導者・支援者として、オデュッセウス王の息子のサポートをしたことから、この名前が用いられるようになったのである。

またメンターの行うサポートとして、もちろん仕事のことを教えるのは当然だが、それ以外にも生活上の悩みを受けたりと、幅広くサポートをしていくのがメンターの基本的制度である。