バロメーターの意味

バロメーターの意味

- 概要 -

気圧計や晴雨計のことだったが、「やる気のバロメーター」など、他の状態についても用いられることも多い。

- 詳しい解説 -

バロメーターとは気圧計のことなのだが、今ではすっかり「何かしらの状態を図る計測器」という意味で用いられることが多くなってしまった。それも比喩的に「やる気のバロメーターが全然あがらないわ」とか「健康のバラメーター、最低やな」というような使い方が多い。これは「やる気ない」「不健康だ」と同じ意味であるが、それを少し言い回しを変えて表現しているだけの話である。

特に日本では計測器という意味の他に「指標」という意味でもバロメーターを使うことも多く、例えば「体重は健康のバロメーター」などと用いる。体重の増減は健康管理を行う指標になるよ、という意味で、例えばこの言葉を「食欲は健康のバロメーター」と言ったりしても、意味は通じる。ある意味、何かしらを推し量る際には使い勝手の良い言葉である。