パルスの意味

パルスの意味

- 概要 -

短時間に流れる電流や電波の信号のことで、衝撃電流などとも呼ばれる。主に科学・化学の世界で使われる。

- 詳しい解説 -

パルスとは電流のことであり、その中でも短時間に繰り返す電流や電波のことを指す。ただ脈拍という意味でも用いられることからわかるように、電流や電波といっても、通信電波などだけではなく、人間の脳から送られてくる信号などのことを指して使われる場合が多く、ITやデジタル世界の言葉というよりは、化学・科学用語として用いられることの方が多いかもしれない。

また、短期間で繰り返す信号、という動きの意味から転じて「パルス療法」というものがある。これは電流で治療を……というのではなく、薬を服用する期間と、そうでない期間を短期間で繰り返し、治療を行っていく療法のことである。

パルス信号といえば、単に「電気信号」と訳されることも多いが、「短時間で繰り返す」信号という意味が隠れていることを忘れてはならない。