バージン・ロードの意味

バージン・ロードの意味

- 概要 -

主に教会(チャペル)の入り口から、祭壇に向かうまでの通路のことを指し、花嫁の純潔を表しているというところから、この呼び名がついた。

- 詳しい解説 -

よく結婚式でみかける、花嫁が自分の父と一緒に歩く姿。そこは、深紅の絨毯が引かれ、チャペルの入り口から神父と新郎が待つ祭壇まで一直線に続いている。

その通り名のことを日本では「ヴァージンロード」と呼んでいる。ヴァージンといえば「処女」や「純潔」といった意味があるが、これは花嫁のそういった純真無垢な姿を意味しているというところから名付けられた。

ただし、これはあくまで日本の話であって、海外では実は「ヴァージンロード」は通じない言葉である。この道のことを海外では「ウェディングアイル(花嫁のための通り道)」と呼ぶのが通常である。しかし、日本では圧倒的にこっちの「バージンロード」という呼び名の方が広まっているので、いまさら本当はこう! なんて声高らかにいうのは、野暮というものである。