グリーンのスパイクの跡はホールアウト後に直す

グリーン上に付けたスパイクの跡は間違いなくグリーンの損傷なんだけど、自分の組がプレーする前に直すことができるのは古いホールの埋跡とボールマークだけだとルールブックで決められているんだ。

スパイクの跡はグリーン面上いたるところにあって、修理を許すと際限がなくなるからね。だからプレーに影響しそうなスパイクの引っかき傷が付いていても、その場で直すことはできない。

最近はスパイク禁止のコースも多くなって、ソフトタイプやスパイクレスが使われるようになったから、ひところに比べるとグリーンの損傷も少なくはなったよ。でも、なくならないのはスパイクを引きずったり、グリーンの上で乱暴な歩き方をするからなんだ。グリーン保護って意味では直すことも大事だけど、まずグリーンに余計な傷を付けないことが大事なんだ。一人一人が注意すればグリーンの傷も少なくなるよ。