ディンプルの意味 ゴルフ用語

ディンプル

- 概要 -

ゴルフボール表面に付けたえくぼのように見えるへこみ。

- 詳しい解説 -

まだガッタパーチャボールの時代、ボール表面に傷がある方がよく飛ぶことがわかって、それがディンプルの原型になったんだ。それから色々と試行錯誤を続けて現在の様な形状と個数になったんだけど、今でもディンプルの形状や深さ、それに個数はメーカーによってかなり違いがあるよ。

ディンプルの形状や深さが球筋に影響するからなんだけど、そもそもディンプルにはボール後方へ空気の流れを整えたり揚力を助ける働きがあって、ディンプルが深いと低い球筋に、浅いと高い球筋になるんだ。そこに形状や配置、個数などが絡み合ってボールの特性が決まってくる。

硬い中弾道のボールにはこの形状のディンプルって感じなんだろうけど、もしディンプルがなかったらボールの飛距離は半分程度らしいから、ディンプルの威力は絶大だね。