ウッドの意味 ゴルフ用語

ウッド

- 概要 -

クラブの種類。かってヘッド部分が木でできていたクラブで、今ではメタルに代わっているが呼称はウッドのまま残っている。ティーショットやフェアウエイでも飛ばすことを目的に使用される。

- 詳しい解説 -

ゴルフクラブも時代により色々な移り変わりがあり、変遷を見ているだけでも面白いもんだね。

初期のころのクラブは全て木で出来ていたんだ。やがて鉄でできたアイアンと柿木でできたウッドに分かれてゆく。アイアンは距離を合わすクラブに、ウッドは距離を稼ぐクラブに機能も別れてゆくんだね。

木でできていたころのウッドは今のウッドを見慣れている人には信じられないくらい小ぶりなもので、ヘッド体積も200ccもあれば大きい方だったんだ。メタルウッドも最初は小さかったんだけど、材質にチタンが登場してから急激に大きくなったんだ。

チタンは航空機にも使われる様な頑丈な金属だけあって、薄くしても強度が保てるんだね。薄くしてやると大きくしてもあまり重くならないし、フェース面を広くできる。薄くて広いフェース面は反発係数が多くなりボールを飛ばすことができる。

そんなことでヘッドはどんどん大きくなり反発係数もどんどん大きくなっていったんだ。今では両方に規制がかかっていて、今以上にはできないけど、また他の方法で今以上に飛ぶクラブが登場する可能性は多いにありそうだね。