礼服と喪服の違い

礼服と喪服の違い

- 概要 -

礼服とは冠婚葬祭などの儀式で着る衣服のこと。一方喪服は葬儀や法事において着用する礼服のことである。喪服は黒や薄墨色が一般的である。

- 詳しい解説 -

礼服とは冠婚葬祭などの儀式で着る衣服のことで、フォーマルウェアともいう。この反対は、普段に着る平服である。
通常、自衛官、警察官、消防吏員などのように制服が決められている職については、正装も定められている。また学生の場合、所属する学校に制服がある場合は制服が礼服として認められている。また民族衣装の正装も礼服になり、日本の場合は紋付羽織袴(もんつきはおりはかま)などは正装である。
西洋では燕尾服やタキシードは夜用の正装、昼間用はフロックコートやモーニングコートというように、夜と昼で礼服の種類が異なる。

一方喪服は葬儀や法事において着用する礼服のことである。喪服は黒や薄墨色が一般的である。自衛官、警察官、消防吏員などが部隊全体で葬儀に参列する場合は制服を着用する場合が多い。また制服のある学校に所属する学生や児童も同じく制服で葬儀に参加する場合が多い。また和装の場合は黒喪服といって、五つ紋をつけ、黒の帯を合わせる。
礼服は冠婚葬祭全般で着用し、喪服は葬儀や法事に着用するという区別はあるが、現在では兼用するのがほとんどである。

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