与党と野党の違い

与党と野党の違い

- 概要 -

与党とは、政権を担当し行政府をあずかる政党のことである。一方、政権を担当しない在野の政党を野党という。

- 詳しい解説 -

与党は、一般に内閣を組織している政党のことである。一党が内閣を組織している場合は単独内閣と呼び、複数の政党で政権を担当する場合は連立内閣と呼ぶ。
日本を始め、ドイツやイギリスなどのように、議会のみを選挙で選出され、内閣はその延長で選ばれる議員内閣制をとる場合、基本的に議会での多数派が政権を担う与党となる。しかし与党内の分裂や連立が解消した場合、与党が少数派となる場合もありうる。
日本では自由民主党が1955年より長らく与党第一党であり政権を維持した。これを55年体制という。

一方、政権を担当しない在野の政党を野党という。野党でも与党と意見や利害が異ならない場合は議員立法権があるので法律を作ることはできるが、基本的な役割は、与党の行政をチェックし、修正させたり、与党案に反対し対案を出したりする事である。

またアメリカの大統領制度のように、議会とは別に大統領が選ばれる場合、必ずしも議会多数派が政権を担うわけではなく、与党や野党という呼び方はしない。

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