チルドとレトルトの違い

チルドとレトルトの違い

- 概要 -

チルドは冷却保存のために加工した食品や飲料のことをさす。これに対してレトルトとは加熱して調理した食品を殺菌、密封したものがレトルト食品で、常温で保存できるのが特徴である。

- 詳しい解説 -

チルド(Chilled)とは英語では冷却するという意味のChill(チル)の過去分詞形であり、低温での冷蔵を意味する。
チルド食品とは、完全に冷凍してある冷凍食品とは異なり、摂氏ゼロ度で半凍結状態にした食品のことである。チルド食品は通常の冷蔵よりも保存がきくだけでなく、チルドは鮮度にもすぐれると言われる。これは冷凍の場合、解凍時に味や鮮度が悪くなり品質が悪化するためで、チルドは鮮度を保つ最適の温度だと言われている。

これに対してレトルトとはレトルトパウチ食品(Retort pouch)の略である。パウチとはパックのことで、プラスチックフィルムや金属などで作られており、気密性と遮光性をもつ主に袋の形をした容器である。これに加熱して調理した食品を殺菌、密封したものがレトルト食品で、常温で保存できるのが特徴である。
従来のレトルトは、食べるときに湯煎して温めるか、別の容器に移して電子レンジで加熱する必要があったが、近年は電子レンジに対応したものが一般化している。

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