卵と玉子の違い

卵と玉子の違い

- 概要 -

日常生活で食材として使われる鶏卵は、調理前のものをいう。玉子は、調理された状態のものをいう。

- 詳しい解説 -

卵と玉子、すがた・かたちは同じものなので混同しやすいが、実は似て非なるものである。

卵は、生物学的なものであり、子孫繁栄のために生みだされたものが「卵」である。また、日常生活で食材として使われる鶏卵は、調理前のものをいう。たまごは成長した姿になる前の物という意味で、弁護士の卵、○○の卵、などといった使い方をされる。

玉子は、調理された状態のものをいう。「玉子焼き」「厚焼き玉子」「ゆで玉子」「温泉玉子」はこちらになる。スーパーなどで「玉子」と表示されているのを時々みかけることがあるが、これは間違いで、正しくは「卵」で表示するべきなのである。こちらの玉子は、鶏卵を調理したものを表わし、その他の卵が調理されても「玉子」と書かれることはない。

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