ダウンと中綿の違い

ダウンと中綿の違い

- 概要 -

ダウンは、鳥の羽のひとつである。中綿は、正確にいうと布団・着物などの内側に入れる綿のことを指している。

- 詳しい解説 -

ダウンと中綿は、混同しがちであるが同じものではない。

ダウンは、鳥の羽のひとつである。鳥の肌表面をおおっているボール状のふわふわしたものがダウンであり、その外側を覆っている羽がフェザーと呼ばれる。鳥は羽の内側にダウンを持っているからこそ、極寒でも耐えることができると言われている。寒いほど、たくさんのダウンを作りだして寒さから体を守る仕組みであるという。このダウンを利用して、ダウンコートが作られているが、ダウン100%で作られていることはなく、ダウンにフェザーを混ぜることで、かさ(コートの膨らみ)を抑えながらも暖かいように設計されているものが多い。

中綿は、正確にいうと布団・着物などの内側に入れる綿のことを指している。現在では、コートやジャケットなどの内側に入れてある物のことを中綿と呼ぶようになっている。保温性は天然のダウンにかなわないが、価格が高くなりがちであるため、化学繊維(ポリエステルなど)でできたダウンに代わるものが開発されている。そういったものの総称で使われることが多い。

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