世帯主と筆頭者の違い

世帯主と筆頭者の違い

- 概要 -

世帯主(せたいぬし、しょたいぬし)とはその世帯の中心となる人のことである。主に家計を担う役割を負う者や年長者が世帯主となる。一方で筆頭者とは、戸籍の上で一番最初に記載されている者のこと。

- 詳しい解説 -

世帯主(せたいぬし、しょたいぬし)とはその世帯の中心となる人のことである。所帯主とも書く。世帯とは居住と生計を一緒に行う社会的な生活集団のことであり、主にこの集団の家計を担う役割を負う者や年長者が世帯主となる。明治時代の戸主と異なり、世帯主はその世帯のメンバーに対して法的な統制力を持つわけではなく、社会通念上で一家の長として世帯を代表するにすぎない。世帯は住民票上の言葉で、戸籍とは無関係である。

一方で筆頭者とは、戸籍の上で一番最初に記載されている者のことで、戸籍筆頭者や筆頭人とも呼ばれる。世帯は数世代が同居していても、一つの世帯にまとめられるが、戸籍は通常親子2世代までが一つの単位となる。婚姻によって戸籍が新しくなるとき、妻が夫の姓を名乗る場合は夫が筆頭者で、妻の姓を夫も名乗る場合は妻が筆頭者になっている。
転居や死亡によって世帯主が変更になるのに対し、筆頭者は変更がない。従って、筆頭者は死亡した人物やゼロ歳児である場合もありうる。

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