出向と出張の違い

出向と出張の違い

- 概要 -

出向と出張は、会社員などが外部に赴いて勤務する形態をいう。出向は、「在籍出向」と「転籍出向」の二種類がある。出張は、国内または国外で従事するため普段の勤務先のオフィスとは異なる場所に赴く宿泊を伴う勤務のことをいう。

- 詳しい解説 -

○出向
「在籍出向」は出向元の会社に在籍したまま出向先の会社で指示を受けながら勤務することである。給料などすべての手当ては出向元の企業から出る。「転籍出向」は出向元の会社から出向先の会社へ籍を移し新たに雇用契約を結ぶことをいい、給料、勤務体系などはすべて出向先の企業の方針に基づくことになる。

○出張
「長期出張」は、3ヶ月以上、半年以上と一定の長期間を要する出張のことをいう。なお、同日内に自宅へ帰宅できる範囲内へ仕事で赴く場合は「外出」とするが、規定距離を超えた場合は「日帰り出張」として宿泊費以外の出張手当が出される。

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