事実婚と同棲の違い

事実婚と同棲の違い

- 概要 -

事実婚とは、社会慣習的にみて事実上婚姻の状態にあることをさす。具体的には、婚姻届けは出していないが、お互いに夫婦だと考え、社会生活上も夫婦として生活をしている状態である。一方、同棲とは一つの家に一緒に住むことであり、特に結婚していない恋人同士が一緒に暮らすことをいう。

- 詳しい解説 -

事実婚とは、社会慣習的にみて事実上婚姻の状態にあることをさす。具体的には、婚姻届けは出していないが、お互いに夫婦だと考え、社会生活上も夫婦として生活をしている状態である。
夫婦同一の姓名を名乗ることができなかったり、税金の配偶者控除がなかったりと、認められない権利が一部あるが、届け出をした法律婚と同じく、続柄の変更や、遺族補償年金の受給、年金や健康保険などを受給する権利等が認められている。
内縁と同義であるが、内縁関係が諸事情により結婚したくてもできない場合に用いられるのに対し、事実婚は夫婦別姓のためなど積極的な意思によって選択している場合に使われる。

一方、同棲とは一つの家に一緒に住むことであり、特に結婚していないカップルが一緒に暮らすことをいう。恋愛関係にない人間が一緒に暮らす場合は同棲とは言わず、たんに同居という。カップルが同じ家で共同生活をしているという点については、内縁関係や事実婚の関係に近いともいえるが、同棲は夫婦であると自他ともに認める前の段階をさす場合が多い。

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