さつまいもと紅芋の違い

さつまいもと紅芋の違い

- 概要 -

さつまいもは、ナス目ヒルガオ科サツマイモ属に属する。日本へは17世紀に伝わったとされ、やせた土地でもよく育つ。紅芋は、日本では沖縄や鹿児島県で栽培されている。皮は紫色で、実も紫色である。加熱することでより紫色が濃くなる。この紫色にはアントシアニンが豊富に含まれており、抗酸化作用やその他の作用に優れ、栄養分が豊富である。

- 詳しい解説 -

さつまいもと紅芋は、似て非なるものである。

さつまいもは、ナス目ヒルガオ科サツマイモ属に属する。日本へは17世紀に伝わったとされ、やせた土地でもよく育つため、江戸時代中期には飢饉対策としてさつまいもの栽培が奨励されていた。長芋を短くしたような形で、皮は紫色だが実は白〜薄黄色である。甘みがあり、ふかしたものをおやつとして食べるほか、野菜として調理されることもある。

紅芋は、ユリ目ヤマノイモ科ヤマノイモ属に属する。栽培には熱帯気候が適しており、日本では沖縄や鹿児島県で栽培されている。皮は紫色で、実も紫色である。加熱することでより紫色が濃くなる。この紫色にはアントシアニンが豊富に含まれており、抗酸化作用やその他の作用に優れ、栄養分が豊富である。

さつまいも、紅芋ともに本州以外(沖縄など)で栽培されたものは、害虫の越境移動を防ぐため、生のままで輸出することはできない。

この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「罰金と反則金」、「おかゆとおじや」、「寄付と募金」、「ウイルスと細菌」、「薄口醤油と濃口醤油」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれて、あなたは自信を持って即答できるでしょうか?きっときちんと答えれる人はごくわずかでしょう。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは500個以上集めて詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?