雑穀米と白米の違い

雑穀米と白米の違い

- 概要 -

雑穀米は、米類(黒米、赤米、玄米、発芽玄米など)、イネ科の穀物(ヒエ・アワ・キビ・ハト麦など)、イネ科以外の穀物(押し麦、大麦、アマランサスなど)、豆類(小豆など)、といったものが雑穀と呼ばれ、これらを白米と一緒に炊き合わせるものを雑穀米という。白米は、玄米を精製したものである。

- 詳しい解説 -

雑穀米と白米は、厳密にいえば同じものではない。

雑穀米は、食物繊維、ミネラルなどの栄養価が高く、抗酸化作用などもあるので、健康や美容に良い。雑穀のみブレンドされて売られているものもあれば、白米とブレンドされて売られているものもある。欠点は浸水時間が長いことと、炊き方が異なることである。また、食感が固めになり、白米と同じ量を食べるとカロリーが高くなる。

白米は、玄米を精製したものである。玄米からの精製度は、玄米→胚芽精米→分つき米(三分、五分、七分)→胚芽米→白米、と分けられる。白米は、玄米からヌカと胚芽を取り除いた、胚乳のみを残したものである。デンプンと水分を多く含むので、食感はふっくらとしているが、欠点としては、周りのものを完全に取り除いているため、栄養価が玄米などに比べて低くくなる。

現在では、多様な精製度のお米が出ており、自分の好みに応じて、雑穀米の素などを混ぜて炊いたりなどと、色々な楽しみ方ができる。

この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「罰金と反則金」、「おかゆとおじや」、「寄付と募金」、「ウイルスと細菌」、「薄口醤油と濃口醤油」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれて、あなたは自信を持って即答できるでしょうか?きっときちんと答えれる人はごくわずかでしょう。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは500個以上集めて詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?