ゴマ油と菜種油の違い

ゴマ油と菜種油の違い

- 概要 -

ゴマ油は中華料理や韓国料理に多く用いられる。香りが強いので、料理ではしばしば炒め物や仕上げの香り付けとして用いられる。ラー油の原料にもなる。一方、菜種油はサラダ油として食用に用いられることが多い。菜種油は天ぷらに用いると風味が増し美味である。

- 詳しい解説 -

ゴマ油とはゴマを焙煎してから加工した油で、茶褐色をしており、独特のゴマの風味をもつ油である。焙煎の具合で様々な種類がある。ごま油は中華料理や韓国料理に多く用いられる。香りが強いので、料理ではしばしば炒め物や仕上げの香り付けとして用いられる。ラー油の原料にもなる。

また太白油(たいはくゆ)と呼ばれるゴマ油は、透明で、ほとんど生のままの原料のゴマを搾ったものなので、揚げ油や炒め物にも用いることができる。白ごまを用いた淡黄色の白絞りと呼ばれるゴマ油は香りがあまりしないので、頭髪油としても用いられたり、インドのアーユルヴェーダではマッサージオイルとして用いられる。

一方、菜種油とは主に西洋アブラナからとった植物油のことである。サラダ油として食用に用いられることが多い。菜種油は天ぷらに用いると風味が増し美味である。ゴマ油のようにくせがないので、ドレッシングやマヨネーズなどの加工品にも多く用いられる。カナダで菜種油を品種改良して作られた油にキャノーラ油がある。

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