故事成語とことわざの違い

故事成語とことわざの違い

- 概要 -

故事成語は、昔の中国で起こった出来事から教訓として作られたものである。ことわざは、日本で発展したもので、風刺や教訓など世代間で伝えられてきた物事を明確(的確)に表わす表現である。

- 詳しい解説 -

故事成語とことわざは、物事を言い表わしたものである。

故事成語は、昔の中国で起こった出来事から教訓として作られたものである。たとえば、「矛盾している」「推敲を重ねる」「杞憂に終わる」「蛍雪の功」「逆鱗に触れる」「登竜門」「馬耳東風」「覆水盆に返らず」など良く知られているものがある。中国から日本に伝わり、今日でも日常生活で使われることが多い。

ことわざは、日本で発展したもので、風刺や教訓など世代間で伝えられてきた物事を明確(的確)に表わす表現である。たとえば、「言うは易し行なうは難し」「案ずるより生むが易し」「石の上にも三年」「医者の不養生」「急がば回れ」「犬も歩けば棒に当たる」などよく知られていることわざが多い。

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