こしあぶらとタラの芽の違い

こしあぶらとタラの芽の違い

- 概要 -

こしあぶらは、山菜の女王とも呼ばれ、芽吹いたばかりの若葉はみずみずしい黄緑色をしており、香りが命である。タラの芽は、山菜の王様とも呼ばれ、ほのかな苦みやもっちりとした食感が特徴である。

- 詳しい解説 -

こしあぶらとタラの芽は、ともに春から初夏にかけて採れる山菜であり、木の芽である。

こしあぶらは、ウゴキ科ウゴキの新芽を採取するものである。山菜の女王とも呼ばれ、芽吹いたばかりの若葉はみずみずしい黄緑色をしており、香りが命である。最初に芽吹いた葉が成長し、次の葉が芽吹く前に収穫する。筆葉と呼ばれる、葉が芽吹きたてでまだ広がる前の状態のものは、最上のものとされる。アク抜きしないものは天ぷら、あく抜きしたものはおひたしなどに調理される。こしあぶらという名前の由来は、かつてはウゴキの樹脂を絞って濾過したものを、塗料として使われていたことによるという。

タラの芽は、ウゴキ科タラノキの新芽を採取するものである。山菜の王様とも呼ばれ、ほのかな苦みやもっちりとした食感が特徴である。芽吹きたてで、葉がまだ固く閉じている状態で収穫する。あく抜きしないものは天ぷら、あく抜きしたものはおひたしなどに調理される。近年は栽培物が出回っており冬から楽しむことができるが、天然物と比較すると味の力強さが異なると言われる。

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