クモとダニの違い

クモとダニの違い

- 概要 -

クモ(蜘蛛)は節足動物の一種で、日常的には虫と言われるが、昆虫とは全く別のグループで、むしろサソリやダニに近い。一方ダニも節足動物の一種で、ほとんどは1ミリメートル以下の大きさである。体の作りはクモに似ている。

- 詳しい解説 -

クモ(蜘蛛)とは節足動物の一種で、頭胸部と腹部からなり、胸部に8本の脚がある。糸を出して網を張り、虫を補食することで知られる。日常的には虫と言われるが、昆虫とは全く別のグループで、むしろサソリやダニに近い。
クモの大部分が肉食性で、自分と同じ大きさか、それ以上の大きな動物や昆虫を補職する。日本最大のクモであるオオジョロウグモなどはツバメを補食していたのが観察されている。 またクモの糸によって作られた円状の網は粘液のついた緯糸と粘液のついていない縦糸からなっており、この粘液のついた糸で他の虫などを捕まえる。クモ自身は縦糸の上を動くために網にひっかからない。

一方ダニも節足動物の一種で、非常に種類が多くあらゆる環境に生息しており、世界で二万種いると言われている。小さなものが多く、ほとんどは1ミリメートル以下の大きさである。体の作りはクモに似ている。
ダニは害虫のイメージが強いが、人や動物に寄生して吸血したり、激しいかゆみを与えたりするマダニやイエダニだけでなく、落ち葉や菌類を食べ、分解者として重要な役割を担うササラダニなどもいる。

この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「罰金と反則金」、「おかゆとおじや」、「寄付と募金」、「ウイルスと細菌」、「薄口醤油と濃口醤油」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれて、あなたは自信を持って即答できるでしょうか?きっときちんと答えれる人はごくわずかでしょう。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは500個以上集めて詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?