寄付と募金の違い

寄付と募金の違い

- 概要 -

寄付は、法人または個人がまとまったお金を支援する行為であり、寄付者は明確である。募金は、ある団体などの呼び掛けに応じて不特定多数の人が支援することによってお金を集めることである。

- 詳しい解説 -

寄付と募金は、人や物事を支援するためにお金を寄せる、という行為では同じであるが、それぞれの言葉の持つ意味が異なる。

寄付は、法人または個人がまとまったお金を支援する行為であり、寄付者は明確である。例えば、unicef(国連児童基金)やWWF(世界自然保護基金)などは、常時、会員を募集しており、寄付したい者は会員になることで一口○円という金額から寄付できる仕組みがある。ユニセフは会員(寄付者)に対して、定期的に活動報告を行ない、寄付金の使途先を明確にしている。

募金は、ある団体などの呼び掛けに応じて不特定多数の人が支援することによってお金を集めることである。例えば、日本国内外で災害が発生時、人々は募金を呼び掛けている団体を通じてお金を寄せることがある。募金先として赤十字社が選ばれることが多く、赤十字社で取りまとめて、被災地へお金を送金している。

寄付金の受付は常時なら、募金の受付は非常時である、ともいえる。

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