かんぴょうとメンマの違い

かんぴょうとメンマの違い

- 概要 -

かんぴょうとは干瓢と書くように、ウリ科の植物であるユウガオの白い果実を細くむいて干した食べ物である。一方メンマとは支那竹(しなちく)とも呼ばれ、中国産の麻竹(まちく)タケノコをゆで、乳酸発酵させた加工食品である。

- 詳しい解説 -

かんぴょうは水でもどして煮て甘く煮て、巻き寿司や煮ものに使用する。以前はかんぴょうの栽培は関西が中心であったが、20世紀以降の主な生産地は栃木県で、全国のかんぴょう生産の8割を占める。

メンマは日本では主にラーメンのトッピングに用いられ、他にも酒のつまみとして炒めたりして食べられる。しかし本場の中国や台湾では、メンマがラーメンの具に用いられることはほとんどない。

メンマは戦前から支那竹として支那そばの具として関東中心でよく食べられていた。
1968年に桃屋から「味付けメンマ」が販売されるようになり、CMの宣伝もあいまって広く浸透した。このころから次第に支那竹よりメンマと呼ばれることが多くなった。
日本で流通しているメンマのほとんどが中国産か台湾産である。

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