観音と地蔵の違い

観音と地蔵の違い

- 概要 -

観音は世の人々の声に応じて、人々を苦悩から救済する菩薩とされる。地蔵菩薩は子どもの守り神として子どもを救うとされ、道端にたたずみ庶民の身近にある存在として信仰されている。

- 詳しい解説 -

観音、地蔵ともに菩薩の一つである。菩薩とは仏教において悟りを求め修行を行う者の意味で、修行中ではあるが教えに導くものとして信仰の対象になっている。

観音(かんのん)とは観音菩薩(かんのんぼさつ)の略で、サンスクリット語ではアヴァローキテーシュヴァラという。また観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)や救世菩薩(ぐせぼさつ)など、多くの呼び名がある。
観音は世の人々の声に応じて、人々を苦悩から救済する菩薩とされる。また千変万化(せんぺんばんか)の相をとるといわれ、それは六観音や三十三観音として表される。また観音は母性的なイメージが投影されることが多い。

一方、地蔵とは地蔵菩薩の略で、サンスクリット語ではクシティ・ガルバといい、一般には親しみを込めてお地蔵様やお地蔵さんやと呼ばれる。地蔵菩薩は子どもの守り神として子どもを救うとされ、道端にたたずみ庶民の身近にある存在として信仰されている。菩薩ではあるが、主に地蔵は僧の格好で袈裟(けさ)つけた姿で表される。

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