カルパッチョとユッケの違い

カルパッチョとユッケの違い

- 概要 -

カルパッチョとは生の牛ヒレ肉を薄切りにしたものに、パルミジャーノ・レッジャーノチーズとオリーブオイルをかけたり、ソースをかけたイタリア料理の一つである。これに対してユッケとは生の牛肉を細切れにして、胡麻やネギ、松の実、醤油、ごま油、コチュジャン、ナシの果汁などの調味料で味を整え、真ん中に卵黄をのせて食べることが多い。

- 詳しい解説 -

カルパッチョの起源は諸説あるが、ヴェネツィアのハリーズバーのオーナーシェフであるジュゼッペ・チプリアーニが考案したとされている。日本では生のヒレ肉の変わりにマグロやカツオ、ホタテなどの刺身を利用した魚介のカルパッチョが多い。また本国イタリアでも近年スズキやメカジキのカルパッチョなどがよく見られる。

これに対してユッケとは生肉を使った韓国料理の一つである。韓国式のタルタルステーキともいえる焼肉店の定番メニューの一つである。またこれをビビンバにのせたものをユッケビビンバともいう。2011年には焼肉チェーン店においてユッケが原因の集団食中毒で死亡者も出る問題がおきた。

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