果糖とショ糖の違い

果糖とショ糖の違い

- 概要 -

果糖は水溶性の糖で、全ての糖の中でも最も多く水に溶ける。フルクトースはハチミツや果実、ベリー類などに主に含まれる単糖類である。一方ショ糖とは、ブドウ糖(グルコース)と果糖(フルクトース)が結合してできた二糖類で、砂糖の主成分である。

- 詳しい解説 -

果糖とは糖の一種でありフルクトースともいう。水溶性の糖で、全ての糖の中でも最も多く水に溶ける。フルクトースはハチミツや果実、ベリー類などに主に含まれる単糖類である。
フルクトースは酵母やバクテリアによってエタノールと二酸化炭素に変換され、アルコール発酵される。これによって果実酒などは作られる。
また果糖は体内に入ると、肝臓でそのほとんどが代謝される。直接的には血糖値を上げない。そのため肥満を防ぐと考えられていたことがあったが、果糖の多量に接種すると肝臓で中性脂肪に変えられ、コレステロールの合成を促進する。

一方ショ糖とは、ブドウ糖(グルコース)と果糖(フルクトース)が結合してできた二糖類で、砂糖の主成分である。無色の結晶で、甘味をもち、水に溶けるという性質がある。
一般にはサトウキビやサトウダイコンから抽出され、純度を高め結晶化したものを砂糖として使用する。これ以外にはソルゴムやサトウカエデからも抽出することができる。
特にサトウカエデから採取した樹液を煮つめて濃縮したものをメープルシロップという。

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