介助と介護の違い

介助と介護の違い

- 概要 -

一般に、介助は世話をする行為に対して使われ、自立を促しはしないが、介護ではこの自立を促すという点が重要になる。

- 詳しい解説 -

介助とは付き添い助けること、介添えすることであり、福祉の場では主に食事や排泄、就寝、入浴、あるいは移動などにおいて介助がなされる。
一方、介護とはお年寄りや身体の不自由な人に対して、生活支援をしたり、食事介助や排泄介助言った様々な介助行為を通じて、その人の社会的生活を保障し、自立に向けて援助する行為である。また様々な介助や相談援助などをまとめて介護という場合もある。

ちなみに、現在使われている意味での介護が広く知られるようになったのは戦後、特に1970年代後半以降の公的介護保障を求める運動が盛んになってからであり、比較的新しい概念だといえる。

また医療においてクオリティ・オブ・ライフ(人生においての充実や社会的にみた生活の質のこと)の考え方が普及するようになって、介護においてもこの考え方が導入され、介護を通じた高齢者のクオリティ・オブ・ライフの向上に重点が置かれるようなった。

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