ウールと毛の違い

ウールと毛の違い

- 概要 -

ウールとは羊毛から作った繊維の一つで羅紗(らしゃ)とも呼ばれる。一方、毛は羊毛を含む獣毛のことであるが、特にウール以外の毛から作った毛織物をさす場合が多い。

- 詳しい解説 -

最も代表的なウールはメリノ種によるメリノウールである。また、ウール製品の品質基準を保証するウールマークがある。ウールという場合は主に羊の毛のみをさすが、ウールマークは、アンゴラ山羊やアンゴラうさぎの毛から作ったアンゴラやモヘア、あるいはカシミア山羊の毛から作ったカシミア、アルパカなど、一部の高級獣毛には使用が認められている。

一方、毛は羊毛を含む獣毛のことであるが、特にウール以外の毛から作った毛織物をさす場合が多い。家庭用品品質表示法において「毛100%」と表示されているものとウールマークには違いがある。ウールマーク表示のためには新毛が99.7%以上でなければならないのに対し、家庭用品品質表示については97%以上であれば毛100%と表示できる。また新毛のみならず再生羊毛の使用も認められている。また、毛はカシミアなどの細く繊細で柔らかい繊獣毛とそうではない粗獣毛に分類される。

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