イナゴとバッタの違い

イナゴとバッタの違い

- 概要 -

イナゴとはバッタ亜目イナゴ科に属するバッタの総称である。稲子(いなご)とも書き、日本では稲を食べる害虫とされるが、食用にもされる昆虫である。バッタとはバッタ目バッタ科の昆虫の総称である。イナゴも含まれるが、一般にイナゴとバッタは区別される場合が多い。

- 詳しい解説 -

イナゴは体は緑色で、羽は淡い褐色でよく跳ぶが鳴かない。日本では昆虫を食べることは一般的でないが、いなごについては稲の成育中や稲刈り後など水田で簡単に捕獲できたこともあり、全国的に食用になっていた。串刺しにして炭火で焼いたり、鍋で炒ったりして食べる方法もあるが、最も知られているのはイナゴの佃煮である。食感としてエビに似ているのでオカエビと呼ばれることもある。

バッタは触覚は短く、羽は退化したものから発達したものまで様々であるが、後肢(こうし)は発達し跳躍に適している。日本で見られるものはイナゴの他にショウリョウバッタ、オンブバッタ、トノサマバッタなどがある。

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