コンクリートの平均寿命・最高寿命

コンクリートの寿命

■ 平均寿命 : 50年〜60年
■ 最高寿命 : 約1万年

- コンクリートの面白い雑学 -
コンクリートの寿命は50年〜60年と言われているよ。
コンクリートは風化してしまうものだから、少しずつ劣化してしまう。だから寿命が60年くらいって言われているけれど、60年経つ前に、その建物を流行のデザインに建て替えたり、使いやすいように改築したりしていることが多いんだ。

現代の日本では、特殊な材料とコンクリートを混ぜ合わせて耐久性をアップさせたコンクリートも開発されている。なんと、1万年はもつと言われているコンクリートもあるんだ。

コンクリートの建物が数多く造られていたのは、古代ローマだ。当時のローマ人は、火山灰や石灰などを水と一緒に混ぜ合わせると硬くなり、強度も増すことを知り、さまざまな建造物にその知識を活かしたんだ。

ミケランジェロが「天使の設計」と褒めたたえたパンテオン神殿も、コンクリートで作られたと言われている“代表作品”。だから、ローマには当時の建築物が今でもたくさん残っているんだ。また、中国からも似たようなコンクリートが発掘されているよ。
最高寿命(最高齢)はギネスやウィキペディア、その他で記録に残っているものを掲載していますが、記録にないものはネット上で集めた情報を精査して、信頼できるものをピックアップ・掲載しております。絶対に間違ってないとは言えませんが、概ね正しい数字になっていると思います。また正式に記録として残っていないものはおよその数字とお考えください。